2010年3月3日水曜日

目もあてられーぬ,ミレーヌ Jamais deux sans trois

 3月2日(火曜日)、フランスを公式訪問しているロシア大統領ディミトリ・メドヴェデフを、サルコジがエリゼ宮(大統領府)での夕食に招待。その際,ロシアで大変人気のあるフランスのスターで華を添えようと、それまでだったらパトリシア・カースと決まっていた席に(パトリシア・カースの時代は本当に終わってしまったのでしょう)、サルコジはミレーヌ・ファルメールを指名。ロングドレスで颯爽とエリゼ宮に到着したミレーヌ様は、赤絨毯を踏んで入場する階段で,一度,二度,三度と躓いてしまいました。この映像がまたたく間にインターネット上で,世界中に伝播してしまうわけですね。これがパトリシア・カースだったら,こういう現象になるでありましょうか。


Mylène Farmer chute devant l'Elysée
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PS (3月4日)
今日のAFP短信によると、この時ミレーヌ・ファルメールは足の指を骨折したのだそうです。しかし、国賓との夕食なので、痛みを隠して,そのまま出席して、ずっと引きつった笑顔で対応していたそうです。可哀想なミレーヌ様...。

PS 2 (3月8日)

4月12日に発売予定の昨年スタッド・ド・フランスでのコンサートのDVD/ブルーレイの予告編です。これ見ると This is it と思わせる魔力がこの人にはまだまだあるみたいです。それにしてもファンたちはよく泣きますね(この人のライヴ映像につきものですけど)。

2 件のコメント:

Tomi さんのコメント...

ミレーヌ様も年齢は隠せないですね。
最近、自分もそう思うことが多くなりました。

Pere Castor さんのコメント...

Tomiさん、コメントありがとうございました。
今日は国際女性の日です。1910年制定ですから100年目です。いろいろなFM局で何度もジュリアン・クレールの"FEMMES JE VOUS AIME"が流れます。女性はもはや年齢を隠す必要のない時代だと思います。
昨日までイヴ・サン・ローランに関する原稿を書いていて、つい40数年前までは、女性がパンタロンを着用することだけでもスキャンダルだったと知りました。一握りのハッピーフューだけに仕えることを拒否して,道行くすべての女性たちを美しくしようとしたサン・ローランのような人がいたのは、今日の女性たちにとって大変有意義だったと思います。
今日美しく老いることを知っている女性たちもたくさんいると思いますし,私の周りにも多くいます。私はずいぶん前から爺を僭称しているので,お近づきになりやすいのです。