2008年6月18日水曜日

プリミティフの夜




昨夜は21時からパリ10区ニュー・モーニングでプリミティフ・デュ・フュチュールのライヴでした。外ではフランス全土が「ユーロ2008,フランス無惨な敗退」ということを実況で体験していたはずです。ニュー・モーニングの中は,全然違う熱気で,大人の格調の雑多音楽を楽しんでいました。ダニエル・コランさんのアコは冴え渡ってましたね。どうしてあんな凄い早技が何の雑作もなく...。おとぼけアルトサックス男ダニエル・ユックとテレミン姐さんフェイ・ロヴスキーのスキャット合戦というすごいシーンもありました。木琴/ヴァイブラフォンのジャン=ミッシェル・ダヴィの予期せぬドラムソロもありました。ブラスバンドやコーラス隊も入って,舞台は狭い!1930年代パリ版のサージェント・ペパーズ・ロンリーハーツ・クラブバンドを見る思いです。
 写真はピエール・バルーさんが朗読で加わった「ジャンゴ・ラインハルト最後のルンバ」。
 それから動画はモアメド・バージ(マンドーラ/ヴォーカル)とキレディン・メジュービ(デルブッカ)がフィーチャーされた「チチーヌ」の一部です。

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